住宅購入に必要な諸費用って何がある?
住宅購入に必要な諸費用って何がある?
住宅購入時、住宅購入代金の他に税金や手数料等が必要になります
そうした費用を「諸費用」と言い通常住宅ローン借入額には含まれず現金で支払う事が多いです
住宅種別やケースによって違いはありますが、一般的に下記の金額が目安とされています。
《諸費用の一般的な目安》
新築マンション :物件価格の3~6%
建売住宅や中古住宅:物件価格の6~10%
注文住宅 :物件価格の3~12%
土地 :購入金額の5~12%
あくまで目安で、状況により大きく異なります。
主な費用をご紹介します!
●印紙税
契約書に貼る印紙代(契約金額による)(売買契約書・建設工事請負契約書・住宅ローン契約書 等)
Ex)1,000~5,000万円の場合、売買契約、工事請負契約⇨各1万円、
ローン契約⇨2万円※相手方と2通作るため×2
●登記費用
・土地建物の所有権等の権利関係を登記する費用(登録免許税+司法書士への手数料)
・登録免許税=固定資産税評価額×割合(不動産種別等による)
・評価額は通常時価よりも低い
(土地:7割程度、建物:5~6割程度が目安)
ex)評価額2000万円の土地の所有権移転登記の登記免許税は⇨40万円(評価額×2%)
●住宅ローンの借入費用
・融資手数料:金融機関に支払う手数料、金融機関により異なる
・ローン保証料:返済が滞った時に備え保証会社に支払う
※金融機関より、一括払い、金利に上乗せ、保証料がかからないなど様々
・団体信用生命保険料
死亡時等ローンを完済するための保険料。金利に含まれる場合が多い
(疾病特約料等金利に上乗せすることも)
・印紙税(住宅ローン契約書)
・登記費用(抵当権設定登記)
●不動産取得税
・不動産を取得した時にかかる税金
・固定資産税評価額×4%
※2021年3月31日取得まで軽減措置あり
●固定資産税(都市計画税)精算金
・1月1日時点所有者にかかる固定資産税を引き渡し日を境に日割計算したもの
※固定資産税(+都市計画税)=評価額×1.3%(0.4%)
・新築マンション、新築・建売住宅は通常不要
●仲介手数料
・不動産売買契約成立の際、仲介不動産会社に支払われる報酬
・物件価格が400万円を超える場合、物件価格×3%+6万円(+消費税)が上限
その他、新築マンションは修繕積立基金、注文住宅は設計監理費や地盤改良費用、
地鎮祭費用等、場合によって大きく変わります。
また、税金は軽減措置が受けられる場合もありますので詳しくは
不動産業者や担当営業マンにお尋ねください!
<前の記事へ(どっちがいいの?持ち家or賃貸〜メリット&デメリット〜)
>次の記事へ(階段どこに設置しよう?リビング階段のメリット&デメリット!)